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「Gemini Spark」が月2,900円のGoogle AI Proへ拡大。日本も数週間以内、ブラウザ操作の代行はまず米国から

AIツールギャラリー編集部公開日
「Gemini Spark」が月2,900円のGoogle AI Proへ拡大。日本も数週間以内、ブラウザ操作の代行はまず米国から

Googleは2026年7月30日、24時間動き続ける個人向けAIエージェント「Gemini Spark」を、月額2,900円の「Google AI Pro」加入者に向けて新たに160を超える国へ広げると発表しました。日本については前日の7月29日に日本語の公式ブログが出ており、今後数週間以内にProユーザーへ順次提供すると告知されています。同じ発表では、Chromeを操作して用事を代行する新機能も公開されました。

日本語の見出しには「グローバル解禁」と読めるものが並びましたが、動いた話は2階建てです。エージェント本体の提供国が広がった話と、Chromeがあなたのアカウントを使って手続きを進める話は、対象の地域が違います。

この記事の監修者

山原 慎也
山原 慎也

AIリスキル株式会社 代表取締役

AIツールギャラリーを運営するAIリスキル株式会社の代表取締役。企業・自治体向けの生成AI研修とAI導入支援を手がけています。

実績: 大阪・関西万博 公式プログラム「AI HEROES COLLECTION」司会進行 / 神戸市デジタル人材育成エコシステム構築事業の運営 / MBS「せやねん!」「よんチャンTV」に生成AIの専門家として出演 / Felo日本初コアアンバサダー / Genspark第1期公式アンバサダー / Skywork公式アンバサダー / AKOOL公式パートナー など

Ultra限定だったSparkがProプランへ

Gemini Sparkは7月に月額14,500円からの「Google AI Ultra」向けに始まりました。指示を出したあとも裏側で動き続け、端末を開いていなくても作業を進めます。今回のPro展開で、入口の価格はおよそ5分の1です。

  • 受信トレイの整理や、決まったテーマのニュースダイジェスト作成
  • 複数のサイトを回って調べ物をまとめる作業
  • GmailやドキュメントなどGoogle Workspaceの中身と連携した処理

日本のユーザーにとって大きいのは、日本語での利用が公式に明記されている点です。日本向けの発表では、日本語および英語のAI UltraとProのユーザーが対象だと書かれています。

米国だけの機能はChromeを代わりに動かす部分

30日の発表の目玉は、SparkとChromeの統合でした。ログイン済みのアカウントと保存されたパスワードを使い、保存しておいた物件の内見予約を入れたり、フライトの候補を調べて予約手続きを始めたりできると説明されています。

These capabilities are initially rolling out in the U.S. with plans to expand to additional regions in the future

公式ブログのこの一文のとおり、代行機能はまず米国からです。窓の杜の報道でも、他地域への拡大は予定されているが時期は未定とされています。

もう一つ押さえたいのは、代行の範囲です。支払いのような重要な操作に差しかかると、タスクは利用者へ引き渡されます。フライトの例も予約手続きを開始するところまでで、決済まで済ませるわけではありません。

日本で今わかっている利用条件

Googleの公式ヘルプが挙げている対象外の地域は、欧州経済領域とナイジェリア、スイス、英国です。日本はここに入っていません。ただし提供は順次なので、自分のアカウントで使えるかどうかは実際に開いて確かめる必要があります。

  • 18歳以上で、職場や学校ではない個人のGoogleアカウント
  • Google AI ProまたはUltraの契約
  • アクティビティの保存が有効になっていること(Keep Activity)
  • 使えるのはモバイルアプリ、Mac版アプリ、ブラウザ版のGemini

いま日本のProユーザーに届くのは、裏側で動くエージェント本体です。Chromeがあなたの代わりに手続きを進める機能は、まだ米国だけです。

AIツールギャラリーの視点

月2,900円のプランを使っている人は、まずGoogle Geminiのアプリを開き、Sparkの項目が出ているかを確かめるところからです。出ていれば、失敗しても痛くない仕事から渡すのが安全です。調べ物の要約や下書き作りなら、間違いがあっても後から直せます。

逆に、予約や送信のように外へ影響が出る操作は、結果を自分で確認してから確定する運用が安心です。米国で始まったChromeの代行が日本に来たときも、この線引きはそのまま使えます。

わかっていないこと

  • 日本のProユーザー全員に行き渡る具体的な日付
  • Chromeを操作する代行機能が日本で使えるようになる時期
  • 無料プランや下位の有料プランへ降りてくるかどうか

続報が出たらこの記事に追記します。手元のGeminiにSparkが現れた人は、最初に何を任せるでしょうか。

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