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DESIGN.mdが手に入るサイト8選|配布サイトと生成ツールを、ライセンスと日本語対応で比較

AIツールギャラリー編集部更新: 2026年10月1日
DESIGN.mdが手に入るサイト8選|配布サイトと生成ツールを、ライセンスと日本語対応で比較

既製のDESIGN.mdは、ファイルを集めて配っている配布サイトと、サイトのURLから自動で作る生成ツールで手に入ります。配布サイトの収録の多くは、有名企業のサイトを外から読み解いた非公式のファイルです。

どこから取るかは、収録数の多さだけでは決まりません。効いてくるのは、誰のデザインを元にしたファイルか、仕事で使える条件がどう書かれているか、日本語の組み方に対応しているかの3点です。

この記事では、8つのサイトを実際に開いて、この3点を横に並べて比べていきます。読み終えると、どのサイトから取るか、既製品で足りるのか自社用を作るのかを判断できます。

SNSで出回っている一覧には、配布サイトではないものも混ざっています。その見分け方も最後に載せています!

この記事の監修者

山原 慎也
山原 慎也

AIリスキル株式会社 代表取締役

AIツールギャラリーを運営するAIリスキル株式会社の代表取締役。企業・自治体向けの生成AI研修とAI導入支援を手がけています。

実績: 大阪・関西万博 公式プログラム「AI HEROES COLLECTION」司会進行 / 神戸市デジタル人材育成エコシステム構築事業の運営 / MBS「せやねん!」「よんチャンTV」に生成AIの専門家として出演 / Felo日本初コアアンバサダー / Genspark第1期公式アンバサダー / Skywork公式アンバサダー / AKOOL公式パートナー など

はじめに:DESIGN.mdのおさらいと、手に入る場所の3タイプ

DESIGN.mdは、色・書体・余白・やらないことなどを書いた1枚のテキストファイルです。Googleのデザインツール「Google Stitch」で使われていた形式で、2026年4月に仕様がオープンソースとして公開されました。

中身は.mdファイルなので、特別なソフトは要りません。AIツールに読み込ませるか、対話画面に貼り付けて使います。

概念や自社での使い方は、DESIGN.mdとは?で詳しく解説しています。この記事では「どこで手に入るか」に絞ります。

手に入る場所は、次の3タイプに分かれます。

  • 配布サイト:作成済みのDESIGN.mdを集めて、コピーやダウンロードで配っている
  • 生成ツール:サイトのURLを入れると、そのサイトのDESIGN.mdをその場で作る
  • ビルダーの付随機能:AIでページを作るサービスの一機能としてDESIGN.mdを扱っている

DESIGN.mdが手に入る場所は、配布サイト・生成ツール・ビルダーの付随機能の3タイプに分かれる

8つのサイトを一覧で比べる

配布サイト6つと生成ツール2つを、同じ項目で並べました。収録数・料金・利用条件は2026年9月29日、入手のしやすさと登録の要否は10月1日に、実際にページを開いて確かめた内容です。

サイト収録数多いファイル入手のしやすさ・登録利用条件の記載日本語
getdesign.md550+(すぐ取れるのは76件)有名ブランドの分析ボタン1つ・登録不要あり(非公式・商標と無関係と明記)なし
awesome-design-md-jp538サイト国内の消費者向けブランドボタン1つ・登録不要MITライセンスあり
designmd.app759様式別のオリジナルボタン1つ・登録不要CC BY 4.0(商用可・表記条件あり)なし
designmd.ai419利用者のオリジナルボタン1つ・登録不要ファイルごとに投稿者が選ぶなし
Refero Styles2,000+有名ブランドの分析詳細ページで全文が読める見つからずなし
designmd.supply約40社世界の大企業詳細ページから取得(自動確認はできず)リポジトリはMIT、商標の注意は見つからずなし
designmd.me都度生成(実例12件)有名なAI・開発ツール生成はクレジット制($5〜)見つからずなし
Hyperbrowser DESIGN.md都度生成なし自分のAPIキーが必要見つからずなし

「見つからず」は、確認した範囲のページで利用条件の記載を見つけられなかったという意味です。存在しないと言い切れるものではないため、使う前に配布元で確かめてください。

登録の要否は、ダウンロードやコピーを試したときに登録画面が出たかどうかで判断しています。今回見た配布サイトでは、ファイルを取るだけなら会員登録を求められる場面はありませんでした。

8つのサイトのトップ画面を並べたもの

既製のDESIGN.mdを配布しているサイト6選

ここからは、配布サイトを1つずつ見ていきます。収録元が有名企業の分析か、利用者のオリジナルかで性格が分かれるので、そこと、実際に取ってみたときの手触りを中心に書いています。

getdesign.md(awesome-design-md)

有名ブランドのサイトを分析したDESIGN.mdを集めたサイトです。元になっているのはGitHubの「awesome-design-md」で、こちらは74ブランド分のファイルがMITライセンスで公開されています。

getdesign.mdのトップ画面

サイト収録数多いファイル入手のしやすさ・登録利用条件の記載日本語
getdesign.md550+(すぐ取れるのは76件)有名ブランドの分析ボタン1つ・登録不要あり(非公式・商標と無関係と明記)なし

「550+」という数字には注意が要ります。その場でダウンロードできるのは有名ブランド76件で、残りの大半は「Request a DESIGN.md」と表示される、依頼を受けてから作る有料メニューの入口でした。

すぐ取れる76件は、StripeやApple、Notionのような知名度の高いブランドです。AIツールや開発者向けのサービスが目立ち、高級車や金融のブランドも並んでいます。

入手は、ブランドのページで「Download DESIGN.md」を押すだけです。押しても登録画面は出ず、そのまま手に入りました。

ファイルは500行近くあり、公式の形式どおり、先頭に色や文字サイズの値、その下に説明の本文が続きます。名前は「Stripi-Inspired」のようにブランド名を少し変えてあり、本物のブランドそのものではなく、雰囲気を参考にした分析という扱いです。

利用規約でも、公開カタログのファイルは無料で閲覧・ダウンロード・利用できるとしたうえで、掲載企業の公式デザインシステムではないと明記しています。

awesome-design-md-jp

日本語のサイトに特化したDESIGN.md集で、GitHubで538サイト分が公開されています。ライセンスはMITです。

awesome-design-md-jpのGitHubページ

サイト収録数多いファイル入手のしやすさ・登録利用条件の記載日本語
awesome-design-md-jp538サイト国内の消費者向けブランドボタン1つ・登録不要MITライセンスあり

収録の4分の3は、アパレルや食品、小売のような一般消費者向けのブランドです。ギャラリーの分類では消費者向けが408件で、メディアが56件、SaaSが46件、制作会社が28件でした。

ギャラリーページで見た目のプレビューを確かめて、カードからファイルを開くだけで取れます。登録もGitHubのアカウントも要りません。

本家との違いは、日本語の組み方を書き足している点です。和文フォントの指定順、広めの行間、句読点の行頭禁止などが入っていて、日本語のページや資料を作るならまず見ておきたいサイトです。

一方で、ファイルの作りは公式の形式と少し違います。

先頭の値のブロックがなく、日本語の説明付きの独自の9章立てです。公式の検査ツールを通す使い方をするなら、手直しが要ります。

収録はユニクロやメルカリ、SmartHRのような国内ブランドの分析で、各社の公式ファイルではありません。

designmd.app

759件を収録した配布サイトで、利用条件がいちばん具体的に書かれています。ライブラリのファイルはCC BY 4.0で、designmd.appのクレジットを表記すれば商用を含めて使えます。

designmd.appのトップ画面

サイト収録数多いファイル入手のしやすさ・登録利用条件の記載日本語
designmd.app759様式別のオリジナルボタン1つ・登録不要CC BY 4.0(商用可・表記条件あり)なし

収録の大半は「ブルータリズム」「サイバーパンク」「グラスモーフィズム」のような様式ごとのオリジナルです。実在ブランドを分析した「Real Brands」は42件で、NubankやiFood、Mercado Livreのようなブラジルの企業が多いのが特徴です。

詳細ページのダウンロードを押すと、登録なしでそのままファイルが取れます。ファイルは公式の形式どおりで、クレジットの書き方を示す章まで入っています。

特定の企業に似せるより、方向性の決まったスタイルから選びたい場合に向いています。

designmd.ai

利用者が自分のDESIGN.mdを投稿して共有するサイトで、確認時点で419件が並んでいました。検索と、ライセンスごとの絞り込みができます。

designmd.aiのトップ画面

サイト収録数多いファイル入手のしやすさ・登録利用条件の記載日本語
designmd.ai419利用者のオリジナルボタン1つ・登録不要ファイルごとに投稿者が選ぶなし

上位には、美容室や歯科、花屋のような小さなお店を想定した架空のテンプレートがまとまって並んでいます。タグはSaaSの管理画面やランディングページ、スマホアプリ向けが中心です。

ダウンロードは登録なしでできます。投稿するときだけ、GitHubのアカウントでのログインが必要です。

ライセンスはサイト全体で1つではなく、MIT、CC0、CC BY、CC BY-SA、独自条件から投稿者が選ぶ仕組みです。使うファイルごとに、付いているライセンスを見る必要があります。

Refero Styles(styles.refero.design)

デザイン参考サイトのReferoが運営するギャラリーで、2,000件以上を掲げています。一覧はムードボードのように画面の見た目で選べる作りです。

Refero Stylesのトップ画面

サイト収録数多いファイル入手のしやすさ・登録利用条件の記載日本語
Refero Styles2,000+有名ブランドの分析詳細ページで全文が読める見つからずなし

詳細ページには、配色の理由の解説に加えて、ボタンの種類ごとの指定まで細かく書かれています。ページを開けば全文が読めるので、閲覧とコピーに登録は要りません。

収録はApple、Stripe、Notionなど実在企業の分析で、ブランド名もそのまま使われています。確認した範囲では、利用条件や商標についての記載が見つかりませんでした。

見た目の比較や参考には便利ですが、仕事で使う前に配布元へ条件を確かめる前提で見てください。

designmd.supply

世界の大企業のサイトからブランド情報を抜き出し、DESIGN.mdに変換したサイトです。件数の表記はなく、確認時点ではApple、Microsoft、Teslaのような大企業が約40社並んでいました。

designmd.supplyのトップ画面

サイト収録数多いファイル入手のしやすさ・登録利用条件の記載日本語
designmd.supply約40社世界の大企業詳細ページから取得(自動確認はできず)リポジトリはMIT、商標の注意は見つからずなし

詳細ページのボタンから取得でき、登録画面は見当たりませんでした。ただ、自動のアクセスには強い制限がかかっていて、取得できるファイルの中身まではこちらで確かめられていません。

データ抽出サービスのContext.devが運営していて、GitHubのリポジトリはMITライセンスです。サイト上では、実在ブランドとの関係や商標についての注意書きが見つかりませんでした。

大企業の配色や書体の傾向をまとめて見比べたいときの資料として使うのが無理のない使い方です。

URLから自分で作る生成ツール2選

配布サイトに欲しいものがない場合は、サイトのURLからその場でDESIGN.mdを作る方法もあります。次の2つは、既製品の一覧ではなく、作るための道具です。

designmd.me

URLを入れると、そのサイトのDESIGN.mdを作るサービスです。DESIGN.mdに加えて、HTMLのプレビューやFigmaへの取り込みまで一緒に出せます。

designmd.meのトップ画面

サイト収録数多いファイル入手のしやすさ・登録利用条件の記載日本語
designmd.me都度生成(実例12件)有名なAI・開発ツール生成はクレジット制($5〜)見つからずなし

料金はクレジット制で、Starterは5ドルで50クレジットです。1回の生成が4クレジットで、初回の無料分と、登録時の追加分があります。

生成の実例を集めたページもあり、StripeやNotion、Anthropicなど12件は登録なしで全文を読めます。どれも有名なAIサービスや開発ツールで、色の段階や画面幅の指定まで細かく書かれています。

自社サイトのURLを入れれば、いま公開しているデザインを書き起こす最初の下書きとして使えます。

Hyperbrowser DESIGN.md

ブラウザ自動化サービスのHyperbrowserが公開している、任意のサイトからDESIGN.mdを抜き出すツールです。Googleの公式仕様に沿うことを明記しています。

Hyperbrowser DESIGN.mdの画面

サイト収録数多いファイル入手のしやすさ・登録利用条件の記載日本語
Hyperbrowser DESIGN.md都度生成なし自分のAPIキーが必要見つからずなし

既製のファイルは置いておらず、使うには自分のHyperbrowserのAPIキーが必要です。キーはブラウザの中にだけ保存されると書かれています。

APIキーを扱える人向けの道具で、コードを書かない人がまず試すなら、designmd.meのほうが手順は少なくて済みます。

一覧に混ざりがちな、配布サイトではないもの

SNSでは「DESIGN.mdが手に入るサイト」として、次のサービスも一緒に紹介されることがあります。実際に開くと、DESIGN.mdの配布が本業ではありませんでした。

サービス実際の中身
aura.buildAIでランディングページを作るサービス。DESIGN.mdの生成は機能の一つ
neuform.aiAIでページのテンプレートを作るサービス。DESIGN.mdの書き出しは出力形式の一つ
open-design.ai手元のパソコンで動かすAIデザインの作業環境。DESIGN.mdは構成要素の一つ
typeui.shAIコーディング向けのデザイン支援サービス。確認時点でDESIGN.mdの記載はなし

どれも役に立つサービスですが、既製のDESIGN.mdを探している場合は目的が違います。料金も、ビルダー本体の月額がかかるものが中心です。

日本のサービスを集めた「DESIGN.md Library(designmd-jp.com)」も紹介されることがありますが、2026年9月29日の確認時点ではメンテナンス中で中身を確かめられませんでした。

配布サイトとそれ以外の見分け方。既製ファイルの一覧があるか、主な料金がビルダー本体か

使う前に見る3つのこと

一覧で見たとおり、サイトごとに収録元も条件もばらばらです。取ってくる前に、次の3つを確かめておくと後で困りません。

誰のデザインを元にしたファイルか

有名企業のサイトを分析したファイルと、利用者が作ったオリジナルでは、使える範囲が違います。分析ファイルは、その企業の雰囲気に寄せるためのものです。

自社の資料やサイトにそのまま使うと、よく知られたブランドに似た見た目になります。参考や試作には便利でも、自社の顔として出す使い方には向きません。

仕事で使える条件がどう書かれているか

条件の書き方は、サイトによって大きく違います。designmd.appのように商用可の条件まで書いてあるサイトもあれば、確認した範囲で記載が見つからないサイトもあります。

ライセンスがMITやCC BYでも、それはファイルという文章の扱いの話です。ファイルの元になったブランドの商標まで使ってよいという意味ではありません。

社外に出すものに使う場合は、配布元の条件と社内の確認ルールの両方を通してください。

日本語の組み方に対応しているか

海外のファイルは、英語の文章を前提に書かれています。そのまま日本語のページに使うと、フォントの指定が合わなかったり、行間が詰まって読みにくくなったりします。

日本語で作るなら、awesome-design-md-jpのように和文の指定がある集から選ぶか、海外のファイルに和文フォントと行間の指定を書き足して使います。

使う前に見る3つのこと。誰のデザインか、仕事で使える条件、日本語の組み方

既製品で足りる場合と、自社用を作る場合

ここまでの3点を踏まえると、既製品が向く場面と、自社用を作るべき場面ははっきり分かれます。

既製品で足りるのは、試作や社内の検討用、見た目の方向性を探す段階です。気に入ったファイルをCursorやClaude Codeのようなコーディングツールに渡して、雰囲気を試すところまでなら、配布サイトは十分に役立ちます。

自社用を作ったほうがよいのは、社外に出す資料やサイト、SNSの画像のように、自社の顔になるものを作るときです。既製品は他社のデザインを読み解いたものなので、使うほど自社らしさから離れていきます。

自社用を作るときは、既製品を一から書く代わりの下書きとして使えます。生成ツールで自社サイトを書き起こし、そこに色・書体・やらないことを足していく流れです。

最初に何を書けばよいかは、DESIGN.mdとは?の後半に、30分で埋められるひな形を載せています。見た目を作るツールを探している場合は、AIデザインツールの一覧も参考にしてください。

既製品で足りるか、自社用を作るかの分かれ目

よくある質問

無料で使えるサイトはどれですか

配布サイトの6つは、公開されているファイルを無料で取れます。ただしgetdesign.mdは、すぐ取れる76件以外の多くが有料の依頼メニューです。

生成ツールのdesignmd.meはクレジット制で、Hyperbrowserは自分のAPIキーが必要です。

会員登録は必要ですか

今回見た配布サイトでは、ファイルを取るだけなら登録を求められませんでした。designmd.aiに自分のファイルを投稿するときは、GitHubのアカウントでのログインが必要です。

designmd.meは初回に無料分がありますが、続けて生成するならクレジットの購入が必要です。

有名企業のDESIGN.mdを使うと、その企業と同じデザインになりますか

同じにはなりません。どのファイルも公開されている画面を外から分析したもので、その企業の公式ファイルではないためです。

雰囲気は近づきますが、ロゴや有料の書体まで使えるようになるわけではありません。

ChatGPTやClaudeにもそのまま使えますか

使えます。ファイルの中身は文章なので、対話画面に貼り付ければ前提として読み込まれます。

いちばん最初に見るならどこですか

日本語で作るならawesome-design-md-jp、英語圏の有名サイトの雰囲気を試すならgetdesign.md、商用の条件がはっきりしているものを選びたいならdesignmd.appが入口になります。

まとめ

既製のDESIGN.mdは、配布サイトと生成ツールで手に入ります。配布サイトは6つ、URLから作る生成ツールは2つで、SNSの一覧にはビルダーなど配布サイトではないものも混ざっています。

選ぶときは、誰のデザインを元にしたファイルか、仕事で使える条件、日本語への対応の3点を見てください。とくに有名企業の分析ファイルは非公式で、商標まで使えるという意味ではありません。

試作や方向性探しには既製品が役立ち、社外に出すものには自社用のDESIGN.mdが向いています。既製品は、自社用を作るときの下書きとして使うのが無理のない使い方です。

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AIツールギャラリーを運営するAIリスキルでは、DESIGN.mdの作成支援と、DESIGN.mdをテーマにしたセミナー・勉強会を行っています。

1時間の無料相談も受け付けています。自社用のDESIGN.mdを作りたい、社内で使い方を共有したいといった段階でも、ぜひ気軽にご相談ください。

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