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ログイン不要で使えるAI|登録なしで試せたもの、途中で止まったものを実際に確かめました

AIツールギャラリー編集部
ログイン不要で使えるAI|登録なしで試せたもの、途中で止まったものを実際に確かめました

アカウントを作らずに、いま開いているブラウザのままAIを試したい。そういう場面はあります。

結論から言うと、登録なしで使えるものは確かにあります。ただし「登録不要」と紹介されているのに、実際には必要だったものもありました。

11個のサービスを未ログインのまま開いて、どこまでできるか実際に確かめました!

2026年9月11日に、ログインしていないブラウザで11のサービスを開いて試した記録です。うまくいったものも、止まったものも、そのまま書きます。

AI自体が初めてなら、先に生成AIとは何かを読んでおくと、この先が分かりやすくなります。

この記事の監修者

山原 慎也
山原 慎也

AIリスキル株式会社 代表取締役

AIツールギャラリーを運営するAIリスキル株式会社の代表取締役。企業・自治体向けの生成AI研修とAI導入支援を手がけています。

実績: 大阪・関西万博 公式プログラム「AI HEROES COLLECTION」司会進行 / 神戸市デジタル人材育成エコシステム構築事業の運営 / MBS「せやねん!」「よんチャンTV」に生成AIの専門家として出演 / Felo日本初コアアンバサダー / Genspark第1期公式アンバサダー / Skywork公式アンバサダー / AKOOL公式パートナー など

「登録不要」と「無料」は別物です

無料で使えることと登録せずに使えることが、重なる部分はあるが一致しない別々の条件であることを示すベン図

まず、ここを分けておくと迷いません。

無料で使えることと、登録せずに使えることは、別の条件です。無料で使えるAIサービスでも、アカウント登録を求めるものは珍しくありません。

料金がかからないかどうかと、メールアドレスを渡すかどうかは、別々に判断できます。「無料」と書いてあっても、登録なしで使えるとは限りません。

この記事で扱うのは「登録せずに、ブラウザだけで、いますぐ使えるか」です。料金の話ではありません。

文章で質問するAIは、4つとも登録なしで答えました

ChatGPTの画面。右上にログインと無料で新規登録のボタンが出た未ログイン状態のまま、日本語の質問に回答が返っている

まずチャット系です。ChatGPT、Perplexity、Felo、Google Gemini の4つを試しました。

結果は4つとも、日本語の質問に最後まで答えました。メールアドレスの入力は一度も求められていません。

ChatGPTの画面では、右上に「ログイン」と「無料で新規登録」のボタンが出たままです。つまりログインしていない状態で、そのまま会話が成立しています。

Felo は出典つきで答えるのが特徴でした。回答の中に数字がふられていて、何を根拠にした記述かを追えます。

2回目の回答では26件の参照元が表示されました。

Gemini は観光地について尋ねたところ、文章の説明に加えて地図が一緒に表示されました。場所を調べる質問では、これがそのまま役に立ちます。

詳しい機能はChatGPT、Perplexity、Felo、Google Geminiの各ページで確認できます。

使えますが、中身は選べません

Perplexityのモデル選択画面。Sonar 2からNemotron 3 Ultraまで、並んでいるモデルすべてに鍵のアイコンが付いている

ここが登録なしのわかりやすい制限です。

Perplexity でモデルの選択画面を開くと、並んでいるものすべてに鍵のアイコンが付いていました。

このとき見えていたのは、Sonar 2、GPT-5.6 Terra、GPT-5.6 Sol、Gemini 3.8 Flash、Claude Sonnet 5、Claude Opus 5、Kimi K3、GLM 5.3、Grok 4.6、Nemotron 3 Ultra です。

答えは返ってくるが、どれに答えさせるかは決められません。用意されたもので答えが返る、という形になります。

ChatGPTでも似た状況でした。画面の表示は「ChatGPT」とだけで、どのモデルが答えているのかは分かりません。

ChatGPTの画面には、ログインするとよりスマートな回答、ファイルのアップロード、画像の作成が使えるという案内も出ていました。裏を返せば、登録なしではこれらが閉じています。

画像生成も、登録なしで作れるものがあります

Raphael AIの画面。No Login RequiredとUnlimited Generationsのバッジが表示され、未ログインのまま画像生成が進んでいる

画像生成は、チャットより事情が分かれました。試した5つのうち、3つは登録なしで画像が出ました。

Raphael AI は、ページ上部に「No Login Required」「Unlimited Generations」と明記しています。実際にプロンプトを入れると、そのまま生成が始まりました。

Craiyon も、左下に「Log in」「Sign up」のボタンが出たまま画像が生成されました。ロゴ、アニメ、ポスター、背景除去といったメニューも並んでいます。

Perchance は見た目こそ素朴ですが、画風と枚数を選んで生成できました。ページの下に広告が表示されていて、そこで運営費をまかなっているようです。

この3つは、メールアドレスを渡さずに画像を作れました。

「登録不要」と紹介されていても、実際には必要なものがあります

Pollinations.aiの画面。プロンプト入力欄とモデル一覧は表示されているが、生成ボタンがLOG IN TO GENERATEになっている

ここが今回いちばん注意してほしい点です。

Pollinations.ai は、複数の紹介記事で「ログイン不要で使える」とされているサービスです。しかし実際に開いてみると、生成ボタンが「LOG IN TO GENERATE」になっていました。

プロンプトの入力欄も、モデルの一覧も、画像・テキスト・音声・動画の切り替えも表示されます。入力まではできますが、生成の一歩手前で止まります。

つまり、紹介記事の情報が古いか、条件が変わったかのどちらかです。

「登録不要」と書かれていても、実際に生成ボタンを押すまでは分かりません。入力欄が使えることと、最後まで生成できることは別だと考えてください。

作れても、持ち帰れないことがあります

Fotorの画面。未ログインで背景切り抜きができているが、画像にウォーターマークが入り、左下に無料トライアルの案内が出ている

もう一段階、注意が要ります。生成できたからといって、手元に保存できるとは限りません。

Fotor は、ログインなしで背景の切り抜きなどの加工ができました。

ただし出来上がった画像にはFotorのウォーターマークが入り、画面の下には「ウォーターマークを消したいですか」という案内が出ます。ダウンロードしようとすると無料トライアルの案内が表示されました。

Raphael AI にも別の形の制約がありました。画面に「この結果は一時的なものです」という注意が出ており、サインアウトの状態で作ったものは履歴に保存されないと書かれています。

ページを更新したり離れたりすると、作ったものは取り戻せません。生成の待ち時間もおよそ1分と表示され、その横に「サインインすると速くなります」とありました。

登録なしで試すときは、気に入ったものが出たらその場で保存するのが安全です。

音楽と資料作成は、入り口が閉じていました

Sunoの画面。作成ボタンを押すと、GoogleやAppleのアカウントでの続行を求めるウィンドウが表示される

ジャンルによっては、登録なしで試せるものが見つかりませんでした。

音楽生成の Suno は、入力欄に文章を入れるところまでは進めます。ただし作成ボタンを押すと、Googleやアップルのアカウントでの続行を求めるウィンドウが出ました。

資料作成の Gamma は、そもそも作業画面にたどり着く前にログインと会員登録を求められます。

この2つは、登録しないと始まりません。生成に時間と計算資源がかかるものや、作ったものを保管しておく必要があるものほど、利用者を特定する必要があるのだと考えられます。

SunoとGammaの詳細は各ページにまとめています。

ジャンルごとの傾向

今回の11件を並べると、傾向が見えてきます。

文章のやり取りだけで完結するものは、登録なしで使えます。チャット系は4つとも通りました。

画像生成は分かれます。登録なしで作れるものは複数ありますが、ウォーターマークが入ったり、履歴が残らなかったりと、何らかの制約が付きます。

音楽や資料作成は、入り口の時点で登録が要ります。今回の範囲では例外が見つかりませんでした。

議事録や動画の生成も、ファイルを預けたり長い処理を回したりする性質上、同じ傾向になりやすいと考えられます。ただしこれは今回試していないため、推測です。

登録しないと、何ができなくなるか

ここまでを整理します。

会話や生成の履歴が残りません。ページを閉じたら戻ってきません。

今回試したどのサービスでも、保存にはログインが必要という趣旨の案内が出ていました。

端末をまたげません。パソコンで試した内容をスマートフォンで続ける、といったことは難しくなります。

モデルを選べません。Perplexityのように、選択肢が見えていても鍵がかかっている場合があります。

出力に制約が付くことがあります。ウォーターマークが入る、ダウンロードで課金案内が出る、といった形です。

速度が落ちることがあります。Raphael AI では、サインインすると速くなると明示されていました。

登録した方がいい場面

逆に、次のような使い方をするなら登録した方が早いです。

同じテーマで何度もやり取りする場合や、作ったものを後から見返したい場合です。

資料を読ませたい、音楽を作りたいといった用途は、そもそも登録しないと入り口が開きません。

1回だけ試したい、名前やメールアドレスを渡したくない、という場面に限って「登録なし」が向いています。

まとめ

2026年9月11日に確かめた範囲では、こうなりました。

文章のAIチャットは4つとも登録なしで答え、画像生成も3つは登録なしで作れました。一方で、Pollinations.ai は「登録不要」と紹介されていながら生成ボタンがログインを求め、SunoとGammaは入り口の時点で閉じていました。

紹介記事の情報をそのまま信じず、生成ボタンを押すところまで確かめてください。入力欄が使えることと、最後までできることは別です。

まずは1つ開いて試してみてください。合わなければ閉じるだけで、何も残りません。

もっと候補を見たい場合は登録不要で使えるAIツール一覧から探せます。

出典

関連AIツール

ChatGPT
ChatGPTOpenAIの対話型AIです。質問や文章作成に使うChat、資料や表を仕上げるエージェントのWork、開発用のCodexを1つのアカウントで使えます。料金は無料版、Go、Plus、Pro、Business、Enterpriseの6プランです。
Raphael AI
Raphael AIアカウント登録もログインもせずに使えるAI画像生成サービス。公式にNo Login Requiredと明記され、ブラウザを開いてすぐ生成できます。
Gamma
Gamma一瞬でデザイン性の高いプレゼンテーション、ドキュメント、Webページを生成できるAIツール。
Suno AI
Suno AI自分だけのオリジナル音楽を生成できるAIツール。日本語の曲も生成可能です。
Craiyon
CraiyonCraiyon は、GPT-3 テキスト プロンプトから画像を作成する、AI を利用した画像ジェネレーターです。
Felo
Felo日本発のAI検索エンジン×コンテンツ生成ツール。検索結果をマインドマップ化、PowerPoint資料化することも可能。
Google Gemini
Google GeminiGoogleが開発した最新AIツール。テキスト、画像、音声、動画など、さまざまな形式の情報を理解し処理できます。
Perplexity
Perplexity質問を入力するとリアルタイムでWebを検索し、複数のソースから要約した回答を出典付きで返してくれるAI検索エンジン
Fotor
Fotorブラウザで使える画像編集サービス。写真の加工とAIによる画像生成を1つの画面で扱え、日本語サイトも用意されています。

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