SOUNDRAWは商用利用できる?YouTube・動画案件・音楽配信の条件を解説

SOUNDRAWで作った曲は、有料プランならYouTubeやSNS、動画案件のBGMとして商用利用できます。 収益化したYouTube動画にも使えます。ただし、動画を支える背景BGMならCreator、音楽そのものを 配信・公開するならArtistが基本です。Content IDへの登録は全プランで禁止されています。
解約後の扱いも、音楽が背景か主役かで変わります。この記事では、SOUNDRAWの現行料金と ライセンスを用途別に整理し、どのプランを選び、公開前に何を確認すればよいかを解説します。 料金と規約は2026年8月14日時点の公式情報を確認しています。
この記事の監修者

AIリスキル株式会社 代表取締役
AIツールギャラリーを運営するAIリスキル株式会社の代表取締役。企業・自治体向けの生成AI研修とAI導入支援を手がけています。
実績: 大阪・関西万博 公式プログラム「AI HEROES COLLECTION」司会進行 / 神戸市デジタル人材育成エコシステム構築事業の運営 / MBS「せやねん!」「よんチャンTV」に生成AIの専門家として出演 / Felo日本初コアアンバサダー / Genspark第1期公式アンバサダー / Skywork公式アンバサダー / AKOOL公式パートナー など
SOUNDRAWはどこまで商用利用できるか

用途別の結論は次のとおりです。
| やりたいこと | 可否 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 自分のYouTube動画にBGMとして使う | できる | Creator以上。曲が動画の主役にならない使い方 |
| YouTube動画を収益化する | できる | Creator以上。Content IDには登録しない |
| SNS、ポッドキャスト、ゲームに使う | できる | Creator以上。完成したコンテンツへBGMとして組み込む |
| 一般的なクライアント動画へBGM入りで納品する | できる | Creator以上。利用範囲が広い案件は事前確認 |
| SpotifyやApple Musicへ曲として配信する | 条件つき | Artist。ボーカルや演奏等を加え、元曲から明確に変更する |
| Lo-fi、瞑想、長尺BGMを曲のまま公開する | 条件つき | Artist。無加工に近い利用は契約中のみ公開できる |
| 生成曲を無改変で音楽配信する | できない | ライセンス上の禁止事項 |
| 生成曲をYouTube Content IDへ登録する | できない | 全プランで禁止 |
| 生成曲や修正したビートを音楽素材として再販売する | できない | ストック音源等への再販売は禁止 |
「商用利用できる」は、生成曲のすべての権利が利用者へ移る意味ではありません。SOUNDRAWの 利用規約では、生成音楽に使う音源の著作隣接権はSOUNDRAW側に残り、利用者は選んだプランの 範囲で非独占の利用許諾を受けます。音楽を組み込んだ動画は納品できますが、生成曲そのものを 他人へ再販売したり、独占音源として登録したりはできません。
判断の中心は、商用か非商用かではなく、音楽が別の作品を支える「背景」か、音楽自体が商品の 「主役」かです。この境界がCreatorとArtistの選択、解約後の公開条件につながります。
Creatorと3つのArtistプランの選び方

SOUNDRAWにはCreatorと3つのArtistプランがあります。個人と従業員9人以下の法人が対象で、 従業員10人以上の法人はEnterpriseへの相談が必要です。
| プラン | 月払い | 年払いの月額相当 | ダウンロード | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| Creator | 1,650円/月 | 1,072円/月 | 無制限、MP3 | 動画やポッドキャスト等の背景BGM |
| Artist Starter | 2,900円/月 | 1,885円/月 | 月10曲、MP3 | 少数の楽曲を配信・公開 |
| Artist Pro | 3,590円/月 | 2,333円/月 | 月20曲、MP3・WAV・ステム | 定期的な制作、DAWでの細かな編集 |
| Artist Unlimited | 4,900円/月 | 3,185円/月 | 無制限、MP3・WAV・ステム | 多数の楽曲制作・配信 |
| Enterprise | 要相談 | 要相談 | 要相談 | 従業員10人以上、API等 |
年払いは、1年間の利用料を12回に分けて毎月支払う契約です。規約では、契約期間の途中で解約する 場合、支払い済み料金は返金されず、年払いでは残期間の利用料を一括で支払う必要があります。 月額表示だけで判断せず、契約期間と中途解約条件を確認してください。
動画の背景BGMならCreator
YouTubeの解説、Vlog、商品紹介、ゲーム実況、ポッドキャストなど、映像や話が主役で音楽が 支える役割ならCreatorが基本です。無料画面で曲を生成・試聴できますが、ダウンロードして 商用プロジェクトへ使う段階で有料プランが必要になります。
音楽自体を配信するならArtist
SpotifyやApple Musicなどへ曲として配信する場合はArtistを選びます。ただし、ダウンロードした 曲をそのまま配信することはできません。自分のボーカルや演奏を加える、リミックスする、構成を 変えるなど、最終的な曲が元のダウンロード曲と明らかに違う状態へ仕上げます。
Artist StarterはMP3を月10曲まで、Artist ProはMP3・WAV・ステムを月20曲まで、Artist Unlimitedは 同じ形式を無制限でダウンロードできます。動画BGMでWAVやステムが必要な場合も、出力形式を理由に Artist Pro以上を選ぶことがあります。
YouTube・動画案件で守る3つの条件

1. 収益化してもContent IDへ登録しない
SOUNDRAWの曲を使ったYouTube動画は収益化できます。一方、生成曲をYouTube、Instagram、TikTok などのContent ID相当サービスへ登録することは禁止されています。
動画の収益化は、自分の動画に広告収益が入る設定です。Content ID登録は、音源を権利管理データへ 登録し、一致する他者の動画を検出する仕組みです。SOUNDRAWの非独占ライセンスで使う曲を独占音源 として登録すると、正規の利用者へ誤った申し立てが届く可能性があります。
2. 正規利用でも自動申し立てに備える
正式なライセンスがあっても、YouTubeの機械判定による著作権申し立てが起きる場合があります。 SOUNDRAWは、YouTube上で「正当な権利者からライセンスまたは許可を得ている」として異議を 申し立てる手順を案内しています。通常は数日程度とされていますが、解決に時間がかかる場合は SOUNDRAWへ連絡します。
公開前に次の情報を残しておくと、対象の曲と契約を説明しやすくなります。
- 契約プラン
- 曲名または管理画面の識別情報
- ダウンロード日
- 曲を使った動画や案件のURL
- SOUNDRAWの公式異議申立て資料
3. 音楽が主役の動画を一般的なBGMと同じにしない
解説動画の後ろで流すBGMと、Lo-fi、瞑想、リラックス音楽を長時間聴かせる動画は、同じYouTube でもライセンス上の役割が違います。音楽と静止画で構成するなど、音楽が主役のコンテンツには Artistが必要です。ダウンロード曲をそのまま使う場合、公開できるのはサブスクリプションが有効な 期間に限られます。
映画、テレビ、広告など、他者が所有する映像コンテンツや利用範囲が広い案件も、一般的な自社動画と 同じ条件だと決めつけないでください。媒体、地域、公開期間、二次利用を整理し、SOUNDRAWへ事前に 確認します。
解約後も公開済み動画を残せるか

一般的な動画、ポッドキャスト、ゲームなどへ、契約中に曲を正しく組み込んで成立させた プロジェクトは、解約後も公開と収益化を継続できます。SOUNDRAWが案内する「永久ライセンス」は、 このように契約中に許可された用途で作ったコンテンツを残せることを理解する手がかりになります。
ただし、次の行為まで無条件に認める意味ではありません。
- 解約後に新しい曲をダウンロードする
- 解約前に保存した曲を、解約後の新しいプロジェクトへ使う
- 生成曲そのものを販売・再配布する
- 無加工に近い曲を、Lo-fiや瞑想など音楽主体の動画として解約後も公開し続ける
ダウンロードだけで利用記録を完了させず、契約中に動画へ組み込み、曲名、ダウンロード日、契約 プラン、プロジェクトURLを残してください。クライアント案件では、納品後に別の動画へ曲だけを 転用しないことも共有しておくと、利用範囲の誤解を防げます。
自動更新を止めると、現在の契約期間が終わった時点で利用契約が終了します。年払いを途中で終了 する場合は、残期間分の支払いが必要になる規定があります。短期間だけ使う可能性がある人は、 価格差だけで年払いを選ばないようにしましょう。
SOUNDRAWで動画BGMを作る手順

SOUNDRAWは、文章だけで完成曲を一度に生成するより、ジャンルやムードを選び、候補の長さや 展開、楽器を調整する使い方に向いています。動画BGMは次の順で作ると、曲の好みだけで選ばずに 済みます。
- 「商品説明の声を邪魔せず信頼感を足す」のように、動画内での音楽の役割を一文にする
- 無料画面でジャンル、ムード、テーマ、長さを選び、候補を生成する
- 仮ナレーションと同時に再生し、メロディや中音域が声とぶつからない曲を選ぶ
- 場面転換に合わせて展開や楽器を調整し、用途に合う有料プランでダウンロードする
- 編集ソフトで音量とフェードを整え、契約プランと曲の記録を残して公開する
歌のない動画BGMを案件ごとに作り分けたい人や、曲の長さと展開を画面上で調整したい人には SOUNDRAWが向きます。歌詞やボーカルを含む完成曲をプロンプトから作りたい人、既存カタログから すぐ選びたい人は別のサービスも比較してください。
まとめ

SOUNDRAWの曲は、YouTubeやSNS、動画案件の背景BGMとして商用利用できます。動画や話が主役なら Creator、音楽自体を配信・公開するならArtistが基本です。音楽配信では元曲から明確に変更し、 Content IDには登録しません。
解約後も、契約中に正しく組み込んだ一般的な動画は公開を続けられます。ただし、無加工に近い Lo-fiや瞑想など音楽主体のコンテンツは例外です。まず無料画面で必要な曲を作れそうか試し、 公開方法と出力形式に合う有料プランを選んでください。
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